JLPT N2 – Reading Exercise 37

#170

首都圏しゅとけん在住ざいじゅうで4~9さいつおかあさん500にん対象たいしょう実態じったい調査ちょうさをしたとこ ろ、どもだちはねん平均へいきん4.6かい風邪かぜをひき、10かい以上いじょうをひくが1わり以上いじょう{いる}ことがわかった。 「いまどもは、あなたのどものころとくらべて、風邪かぜをひきやすくなったとかんじるか」といういにたいして半数はんすう以上いじょうが「いまどものほうがひきやすい」とこたえ、原因げんいんとして「そとあそばなくなったから」「食生活しょくせいかつ変化へんか」「体力たいりょく減退げんたい」などをげた。 どもが風邪かぜをひいたときおっと対応たいおうは、「協力的きょうりょくてきだ」が6わりえた。おっと協力きょうりょくしてほしいこととしては「はや帰宅きたくして」「ほかどもの世話せわをして」「自分じぶんまわりのこと自分じぶんでして」という回答かいとうおおく、「看病かんびょうしてほしい」というのは1わりほど。父親ちちおやには、看病かんびょうする能力のうりょくをあまり期待きたいしていないようだ。 (『サイアス』2000ねんがつごうによる)

Vocabulary (25)
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1
今の子どもの風邪をひく回数について、正しいものはどれか。
1. 1年に1回風邪をひく。
2. 1年に6回風邪をひく。
3. 1年に10回程度風邪をひく。
4. 1年に4~5回程度風邪をひく。
2
母親は、今の子どもについてどう思っているか。
1. 風邪をひいたときでも外で遊びたがる。
2. 自分の身の回りのことは自分でできる。
3. 母親が子どもだったころより体力がある。
4. 母親が子どもだったころより風邪をひきやすい。
3
子どもが風邪をひいたとき、多くの母親は、夫にどうしてほしいと考えているか。
1. 自分自身のことは自分でしてほしい。
2. 家族のために料理や家事をしてほしい。
3. 風邪をひいた子どもの世話をしてほしい。
4. 子どものことは心配しないで仕事をしてほしい。