JLPT N2 – Reading Exercise 35

#168

人間にんげんとは不思議ふしぎなもので、としをとってもいろいろなあたらしいことを経験けいけんしたいという気持きもちがある。たとえば自分じぶんちゃわんをつくってみるとか、ピザをいてみるとか、さまさまなあたらしい挑戦ちょうせんがある。 しかし、当然とうぜんのことながら、それがうまくいくことはすくない。ちゃわんはぜんぜんまるつくれないし、ピザはおいしくない。だが、それをずかしくおも必要ひつようはないのだ。最初さいしょからうまくできるなら、なかのさまざまな学校がっこう修業しゅぎょう必要ひつようないことになる。はじめはうまくいかないのがたりまえなのだ。 それなのに、家族かぞくものに「へんかたち」、「まずい」などとわれると、「もう二度にどつくらない」とおもってしまう。はじめての挑戦ちょうせんには、まわりの人々ひとびと理解りかい応援おうえん必要ひつようなようだ。

Vocabulary (31)
Try It Out!
1
新しい挑戦」とあるが、筆者はこれについてどう思っているか。
1. 周りの人々に理解されない場合は、初めからやちないほうがいいと思う。
2. 初めはうまくいかないのが当然なのだから、できなくても恥ずかしく思うことはない。
3. 年をとってから新しいことに挑戦する場合は、周りの人々の応援があるので、うまくいくはずだ。
4. 初めて挑戦することは、まず学校に行ったり一人で練習したりしてから、人の前でやったほうがいい。