JLPT N2 – Reading Exercise 77

#210

(1)子供の授業参観に行って驚いたことがあります。先生が、ある問題について「どう思いますか」と質問すると、生徒たちが手をあげ、指された生徒が答えた。次に、「ほかの人は」と先生がきくと、またみんなが手をあげ、別のだれかを先生が指します。すると、その生徒がさっきの生徒と同じことを答えたのです。そうやって次々に何人もの生徒がみんな同じ答えをしました。これには私、びっくりしました。同じ答えならいわなくてもいいのにと思うのですが、先生は(2)それを期待しておられるようでした。むしろ、別の答えが出てくると困ってしまうのかもしれません。 しかし、無理しても別な答えを出すこと、あるいは人と同じことはいわないことが、大事だと私は思います。クラスが40人いたら40通りの答えがあるべきです。先生には、「(___3___)」と聞いてほしかった。そして、もし出てきた別の答えが間違っていても、それはおもしろいね、とまずほめて、しかし、ここの部分は考え直してみたらどうでしょうとか、ここに無理があるかもしれないと、言っていただけたらと思いましたね。 (山本毅雄「21世紀の本の読み方による)

Vocabulary (15)
Try It Out!
1
(1)「子供の授業参観に行って驚いたこと」とあるが、筆者は何に驚いたのか。
1. 最初に指された生徒の答えが正しかったこと
2. 先生の質問に生徒が次々に同じ答えを言ったこと
3. 先生の質問に生徒が手をあげて1人ずつ答えたこと
4. 最初に答えた生徒と違う答えをする生徒に先生が困ったこと
2
(2)「それ」は何を指すか。
1. 生徒がみんな同じ答えを言うこと
2. 生徒がみんな違う答えを言うこと
3. 他の生徒と同じ答えの時は手をあげないこと
4. 他の生徒と違う答えの時は手をあげないこと
3
(___3___)に入る最も適当なものはどれか。
1. 別の答えはありませんか
2. だれの答えが正しいですか
3. 同じ答えの人はいませんか
4. まだ答えていない人はいませんか
4
筆者は学校の先生にとうしてほしいと思っているか。
1. 生徒が間違った答えを出したらすぐ直してほしい。
2. 生徒に人と違う答えを出ナことをすすめてほしい。
3. 生徒の答えが他の生徒と同じご答えでもほめてほしい。
4. 生徒に正しい答えだと思った時だけ答えるように言ってほしい。