JLPT N3 – Reading Exercise 31

#123

日本人にほんじんは、さかなをあまりべなくなり、にくべるようになったとわれているが、実際じっさいはどうなのだろうか。 ある研究所けんきゅうじょが、料理りょうり材料ざいりょうについて男女だんじょやく1,000にんたいして調査ちょうさおこなった。それによると、1年前ねんまえくらべて自宅じたく魚料理さかなりょうりべることがえたひとは27.0%で、ったとこたえたひとは(15%より)かなりおおい、魚料理さかなりょうりのイメージは「からだにいい」が82.7%で、もっとおおかった。さかな健康けんこうにいいという知識ちしきひろがっているからだろう。そのつぎは、「おいしい(72.1%)」だった。わたしは、としをとればとるほど、さかなきになるとおもっていたが、そうではないらしい。さかなを「おいしい」とおもひとおお年齢ねんれいは、60だい、20だい、30だい、50だい、40だい順番じゅんばんであった。 その結果けっかから、日本人にほんじん最近さいきんまた、さかなべるようになってきていて、わかひとにも魚好さかなずきがおおいということがわかる。

Vocabulary (22)
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1
この文章によると、「調査」からわかることはどれか。
1. 最近の日本人は、魚料理を食べないで肉料理を多く食べるようになってきた。
2. 1年前より自宅で魚料理を食べることが増えたという人は、減ったという人より多い。
3. 魚料理に対しておいしいというイメージを持つ人は、体にいいと思う人より多い。
4. 肉料理より魚料理のほうが体にいいという知識が、1年前よりも広がっている。
2
「そうではない」とあるが、「そう」とはどのようなことか。
1. 年をとると次第に、魚が好きになる。
2. 若い人は、あまり魚を食べたがらない。
3. 年をとった人より、若い人のほうが魚が好きだ。
4. 魚が好きか嫌いかは、年齢に関係がない。
3
この文章全体のテーマは、何か。
1. 肉料理を食べる若者
2. 肉好きと年齢の関係
3. 魚料理が嫌いな若者
4. 魚を食べるひとの増加