JLPT N2 – Reading Exercise 89

#222

建物たてもの部屋へや家具かぐなどには直線ちょくせんが多く使つかわれています。つくりやすくむだがすくないことが、その理由りゆうです。しかし、直線ちょくせんにはつめたいかんじをあたえるという欠点けってんもあります。 一方いっぽう曲線きょくせんは、あたたかいかんじややわらかいかんじをあたえるので、最近さいきんでは、技術ぎじゅつ進歩しんぽもあって、曲線きょくせんもちいることも多くなってきました。 いえでも、おおきなまるいテーブルをひとつおくと、すわることのできるひとかずもあまり制限せいげんをうけず、心理的しんりてきにもやさしいかんしをあたえます。 (家田重晴いえだしげはる「すぐにやくだつ保健ほけんシリーズ9健廉けんれんをささえる環境かんきょうによる)

Vocabulary (26)
Try It Out!
1
最近の建物や家具の作り方の傾向として、この文章の内容と合うているものはどれか。
1. 作りやすさを考えて直線を使うことが多くなった。
2. 暖かい感じがする大きいものを作るようになった。
3. やさしい感じをあたえる曲線を使うことが多くなった。
4. 技術の進歩により直線と曲腺を混ぜて作るようになった。