JLPT N1 – Reading Exercise 48

#275

コンピュータ化の進行とともに、記憶力の身ならず、計算力とか、情報整理力とか、いくつもの脳の雑用と思われている作業を電脳に負わせるようになった。肉体労働だけでなく、精神労働の負担からも人間を解放し、持てる力をなるべく創造的な仕事に振り向けようというのだろう。しかし、創造力とは何だろう。記憶力や情報整理力など脳の基礎体力の上に成り立つもののような気がしてならないのだ。 (米原万里「心臓に毛が生えている理由」による)

Try It Out!
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この文章で筆者が最も言いたいことは何か。
1. コンピュータ化の進行が、人間と肉体労働から解放する。
2. コンピュータ化の進行とともに、脳の基礎体力を失うことになる。
3. コンピュータに任せている脳の雑用こそが、創造力の土台になる。
4. コンピュータによる精神労働からの解放が、人間を創造的にする。