「きみに10億円やるから、好きなように使ってみなさい」
そう言われたら、実は困ってしまう人がけっこう多いんじゃないだろうか。
家を買って、車を買って、海外旅行して…。そんなみみっちいことを考えていたら、10億円は使いきれない。個人が10億円使うというのは、実は大変なことである。
「10億円あったら…」といつも考えながら、夢を描いてみたらどうだろう。
といっても、10億円を手にするなど想像したこともないから、最初はリアリティーを感じないだろう。しかし、しかし、じっと考えていると、心の奥底にしまっていた「本当にやりたいことが見えてくるはずだ。」それがあなたの夢である。
「いくら夢を描いたところで、実際には10億円も稼げないんだから仕方ない」
あなたは、そう考えるだろうか。それは違う。たしかに10億円稼ぐのは不可能かもしれない。しかし、「10億円の夢を描けば、10億円を手にすることは可能なのだ。」
それは、あなたの夢に賛同する人があらわれるからだ。夢に向かっていくあなたの真摯な姿勢にに賛同して「お金を出そう」と言い出す人もいるかもしれない。「一緒にやろう」と協力を申し出る人もいるかもしれない。夢とは、そのぐらい価値があり、人を動かすことができるものなのだ。
大切なのは、10億円を稼ぐ人間になることではなく、10億円分の夢を描くこと。そしてその大きい夢に見合うだけの大きい人間になっておくことである。
「本当にやりたいことが見えてくるはず」とあるが、どうすれば見えてくるか。
1.
10億円よりも想像しやうい金額から夢を考え始める。
2.
10億円を使い切るには、どうすればいいかを考える。
3.
10億円あれば実現できることを常に考える。
4.
10億円を稼いだ自分の姿を想像し続ける。
「10億円の夢を描けば、10億円を手にすることは可能なのだ」とあるが、なぜか。
1.
10億円の稼ぎ方を教えてくれる人があらわれるかもしれないから。
2.
10億円を稼ぐための具体的な行動を起こせるかもしれないから。
3.
夢を実現するうえで、誰が必要かわかるようになるかもしれないから。
4.
夢の実現を助けてくれる人があらわれるかもしれないから。
1.
大きい夢を描いて、その夢にふさわしい人間になることが大切だ。
2.
大きい夢を描いて、努力によてその夢を実現することが大切だ。
3.
大きい人間になることで、大きい夢を描くことができるようになる。
4.
大きい人間になれるかどうかは、大きい夢が描けるかどうかで決まる。