超加工食品をたくさん食べると早く死ぬリスクが高くなる
最近の研究で、超加工食品をたくさん食べると、早く死ぬリスクが高くなることがわかりました。この研究は、30歳から69歳までの24万人以上の人を調べました。超加工食品からとるカロリーが10%増えると、早く死ぬリスクが約3%高くなります。超加工食品とは、自然な食べものがほとんど入っていない食品です。安い材料を使い、工場で作られています。味をよくするために、いろいろな添加物も使われています。2024年2月の別の研究では、超加工食品をたくさん食べる人は、心臓の病気や精神の病気で死ぬリスクが50%高いことがわかりました。また、2024年5月の研究では、超加工食品を10%多く食べると、脳の働きが悪くなったり、脳卒中のリスクが高くなるかもしれないと書かれています。アメリカでは、売られている食べものの70%が超加工食品です。研究者は、超加工食品を食べる量が少ない国では、早く死ぬ人を4%減らせるかもしれないと言っています。たくさん食べる国では、14%減らせるかもしれません。でも、この研究だけでは、超加工食品が本当に死ぬ原因かどうかはわかりません。他の理由もあるかもしれません。