アンディ・ウォーホルの作品がごみと間違えて捨てられたかもしれません
アンディ・ウォーホルは、ごみ箱から芸術を作ることで有名なアーティストです。しかし、オランダのマースホルストという町で、ウォーホルの作品がごみと一緒に間違えて捨てられたかもしれません。なくなった作品は、1980年代に作られたもので、オランダのベアトリックス女王をポップアートで描いたものです。町の人たちが美術品を整理しているときに、この作品が見つからなくなりました。町は、独立した機関に調査をお願いしましたが、作品が見つかる可能性は低いと言っています。また、ウォーホルの作品だけでなく、他にも45点の美術品が同じようになくなりました。これらの作品は、建物の地下に保管されていましたが、しっかり守られていませんでした。2023年には水漏れもあり、作品が水で傷ついたこともありました。どのようにして作品がなくなったのか、だれが捨てたのかはまだわかっていません。全部で約2万2200ユーロ(約360万円)の価値があるそうです。町は、作品がなくなったことに気づいたとき、すぐに警察に連絡しましたが、対応が遅かったと報告されています。実は、オランダでは前にも美術品が間違えて捨てられたことがあります。去年、美術館で働いていた人が、ビールの空き缶のような作品を捨ててしまいました。でも、その作品はごみ袋から見つかり、きれいにしてまた展示されました。