鳥取の海岸で助けられたウミガメ、元気になって海へ帰る
去年、鳥取市の海岸にウミガメが流れ着きました。このウミガメは「タイマイ」という種類です。ウミガメはとても弱っていたので、カニの展示施設でしばらく保護されました。その後、ウミガメに合う水温20℃くらいの水槽がある「山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館」に移されました。このウミガメはまだ大人ではないメスで、甲羅の長さは約48センチです。海岸に来たとき、ウミガメの甲羅にはたくさんの藻がついていましたが、自然にきれいになりました。体の調子もよくなりました。日本海の水温が高くなるので、今月1日にウミガメは海に戻されました。ウミガメは大きさや体重を測ってから、海水浴場に運ばれました。地元の子どもたちが見ている中、ウミガメはゆっくりと浜辺を歩いて、元気に海へ帰っていきました。