7000年前のサハラ砂漠のミイラ、古代のDNAで新しい発見
アフリカのサハラ砂漠は、今から7000年ぐらい前は、木がたくさんあって湖や川に水がありました。カバやゾウなどもいました。リビアのタカルコリという所にある遺跡では、女性と子ども15人の遺体が見つかっています。女性たちは魚をとったり、羊やヤギを飼ったりして生活していたと考えられています。イタリアの大学などのチームは、女性2人の遺体からDNAを調べました。その結果、この女性たちは、ほかの人とあまり結婚しないで、長い間、この場所に住んでいたことがわかりました。チームは、ほかの人から習ったりして、羊やヤギを飼うようになったと考えています。