アメリカの食べ物の作物、温暖化で生産が半分になるかもしれません
地球の気温が上がり続けると、食べ物が足りなくなりそうです。アメリカの大学などの研究チームが、世界の54の国の農業について調べました。トウモロコシや大豆、米、小麦など、6つの食べ物を調べました。これらの食べ物は、世界の人が食べるカロリーの3分の2以上になります。研究チームによると、気温が1℃上がると、食べ物の生産が少なくなります。1人が1日に食べるカロリーは、平均で120カロリー少なくなります。今のままでは、2100年までに気温は3℃ぐらい上がりそうです。研究チームは「気温が3℃上がると、世界中の人が朝ごはんを食べるのをやめなければならないようなことになる可能性があります」と言っています。