ジョン・レノンがシンシアに送ったラブレター、ロンドンでオークションに
ビートルズのメンバー、ジョン・レノンが最初の妻シンシアに送ったラブレターが、ロンドンのクリスティーズでオークションに出されます。手紙は1962年4月、レノンが21歳のとき、ドイツのハンブルクで書かれました。レノンは「愛してる、愛してる、愛してる。とても会いたい」と書き、シンシアへの強い気持ちを伝えています。また、手紙の中で、同じ部屋で寝ているポール・マッカートニーのいびきについても冗談を書いています。この手紙は4ページあり、レノンがとても素直で、若い恋人としての気持ちがよくわかります。手紙の一部は、シンシアが検閲のために少し消したそうです。オークションの担当者は「この手紙から、レノンとシンシアの若い愛が伝わってきます」と話しました。当時、ビートルズはまだ有名ではなく、ピート・ベストがドラムを担当していました。手紙の少し前に、バンドの友人スチュアート・サトクリフが亡くなり、レノンはその悲しみも書いています。レノンとシンシアは1962年8月に結婚し、1963年に息子ジュリアンが生まれましたが、5年後に離婚しました。