ロンドンのプラスチックごみ展示に震災のものが含まれる
イギリスのロンドンで、クジラの形のオブジェが展示されています。アメリカの芸術家が作りました。プラスチックのごみを使って、海の問題をみんなに考えてもらいたいと言っています。オブジェは、アメリカのハワイの海岸にあった5トンのプラスチックのごみを使って作りました。この中に、「石巻魚市場」や「久慈港」と書いてある箱がありました。SNSでは「東日本大震災の津波で流されたものではないか」という意見がありました。展示している会社は14日、SNSに「被害を受けた人に失礼でした」と書きました。オブジェを作った芸術家は、「海にたくさんのプラスチックごみがあることをみんなに知ってもらいたいと思って作りました」と話しました。