13年ぶりに仏像が日本に帰る
長崎県対馬市の寺から盗まれて韓国に渡った仏像が、11日、日本に戻りました。この仏像は「観世音菩薩坐像」といいます。2012年に盗まれて、韓国に渡りました。韓国の寺は「14世紀に日本の海賊に盗まれた」と言っていました。韓国の裁判所は、この仏像は日本の寺のものだと決めました。1月に仏像は対馬市の寺に戻りました。そのあと、韓国の寺に貸していましたが、100日の法要が終わったため、日本に戻りました。12日、対馬市の寺で法要が行われました。住職は「仏像が戻ってうれしいです。祈る人たちの心が安らぐようにしたいです」と話しました。