ごんぎつねのいたずらとやさしさ
「ごんぎつね」という童話があります。いたずらが好きなきつねのごんは、兵十という男の人がとっていたうなぎを盗みました。そのうなぎは、病気のお母さんのためでした。お母さんは亡くなってしまいました。ごんは、兵十に悪いことをしたと思いました。そして、毎日、山でとったくりやまつたけを兵十の家に置いて帰りました。ある日、兵十は、友達に「毎日、誰かがくりやまつたけを置いていく」と話しました。友達は「神様が置いている」と言いました。ごんはがっかりしました。次の日も、ごんはくりを持って兵十の家に行きました。兵十は、ごんがまたいたずらに来たと思って、鉄砲で撃ってしまいました。そして、ごんがくりを持っていることに気がつきました。「ごん、お前だったのか」兵十は言いました。ごんは、うなずきました。