ドイツ、古い地下シェルターを新しくして増やす計画
ドイツの国民保護災害支援庁(BBK)は、古くなった地下シェルターを見直して、新しくする計画を発表しました。BBKのティースラー長官は、「今までドイツでは、戦争のために準備する必要はないと思っていました。でも、今は違います。ヨーロッパで大きな戦争が起こるかもしれないと心配しています」と言いました。ロシアがまたヨーロッパを攻撃するかもしれないという心配が広がっています。今、ドイツには地下シェルターが580カ所しかありません。昔は約2000カ所ありましたが、今はとても少なくなりました。もし攻撃があったとき、避難できる人はドイツの人口の5%だけです。ドイツの人口は約8300万人です。ティースラー長官は、トンネルや地下鉄の駅、地下駐車場、公共の建物の地下室を使って、避難所を100万カ所に増やす計画を話しました。また、サイレンや通報システムも強くします。このために、これから4年間で100億ユーロ、さらに10年間で300億ユーロが必要です。