埼玉県川口市の駅の前で9日、警察と日本語学校の人が、外国人が働くときの法律を守ってほしいと書いたチラシを配りました。
出入国在留管理庁によると、埼玉県では2024年、法律に違反して働いていた外国人が1400人以上いました。半分以上は、建物や道路などをつくる仕事をしていました。
法律に違反して仕事をしていると、病気やけがをしても、十分な治療を受けることができないことがあります。犯罪を手伝ってしまうこともあります。
日本語学校の人は「学校では、学生がアルバイトを始める前に法律を守っているか確認します」と話していました。
警察の人は「会社が外国人の在留カードなどを確認して、法律を守るようにしてほしい」と話しています。