充電じゅうでん５分ふんで４００キロ走行そうこう、中国ちゅうごくＢＹＤがＥＶ向むけ新しんシステムを発表はっぴょう

中国ちゅうごく自動車じどうしゃ大手おおてＢＹＤは１７日にち、電気でんき自動車じどうしゃ（ＥＶ）用ようの新あらたな充電じゅうでんシステム「スーパーＥプラットフォーム」を発表はっぴょうした。同社どうしゃの最新さいしんモデルを５分間ふんかん充電じゅうでんすると、４００キロの走行そうこうが可能かのうになるという。ＢＹＤはさらに、中国ちゅうごく内ないの４０００カ所しょに超ちょう高速こうそく充電じゅうでんステーションを設置せっちする計画けいかくを明あきらかにした。競合きょうごうする米べいテスラの急速きゅうそく充電じゅうでん設備せつび「スーパーチャージャー」は、１５分間ふんかんで２７５キロ分ぶんの充電じゅうでんができる。ＢＹＤの王おう伝つたえ福ふく会長かいちょうは発表はっぴょうイベントで「われわれの目標もくひょうは、ＥＶの充電じゅうでん時間じかんをガソリン車しゃの燃料ねんりょう補給ほきゅうと同等どうとうまで短縮たんしゅくすることだ」と語かたった。最新さいしんの充電じゅうでん技術ぎじゅつを搭載とうさいした最新さいしんモデルは、１７日にちから予約よやく受うけ付つけが始はじまり、来月らいげつ以降いこうに納車のうしゃされる見通みとおしだ。香港ほんこん市場しじょうでは１８日にち、ＢＹＤの株価かぶかが６％以上いじょう値上ねあがりした。一方いっぽう、テスラは１７日にち、中国ちゅうごくで運転うんてん支援しえんシステム「ＦＳＤ（フルセルフドライビング）」の無料むりょうトライアルを開始かいしした。来月らいげつ１６日にちまでの１カ月げつ間かん実施じっしする。テスラが先月せんげつ発表はっぴょうしたＦＳＤのアップデートには期待きたい外はずれの声こえも上あがり、同社どうしゃはこれを機きに中国ちゅうごくのネット大手おおて、百ひゃく度ど（バイドゥ）との協力きょうりょくに乗のり出だしたとされる。中国ちゅうごくの新しんエネルギー車しゃ市場しじょうでの昨年さくねんのシェアはＢＹＤがトップで３２％、テスラは６．１％にとどまった。ＢＹＤは先月せんげつ、高度こうどな運転うんてん支援しえんシステム「天神てんじん之の眼め」を、大半たいはんの車種しゃしゅに追加ついか費用ひようなしで装備そうびすると発表はっぴょうした。