ウーパールーパーの手や足がまた生えるひみつが少しわかりました
アホロートルは、ウーパールーパーとも呼ばれる生き物です。手や足がなくなっても、また生えてきます。アメリカの大学の研究チームは、手や足が生えてくる仕組みを調べました。すると、レチノイン酸という物質が細胞に信号を出していることがわかりました。レチノイン酸は、人の赤ちゃんが生まれるときにも大切な役割があります。細胞が頭や手足などになるように、指示を出していると考えられています。研究チームは、アホロートルがレチノイン酸をどう使っているか、さらに調べる予定です。研究チームは、人のけがの治療などに役に立つかもしれないと言っています。