とても大きいワニ、むかし恐竜を食べた
8200万年から7500万年前に、北アメリカにデイノスクスという大きなワニの仲間がいました。長さはバス1台ぐらいで、歯はバナナのような大きさです。川や海の近くにいて、恐竜を食べていました。科学者が新しい化石を調べた結果、デイノスクスは、今いるワニの仲間とは違うことがわかりました。体に塩を出すところがあって、塩がある水でも生きることができました。このため、デイノスクスは、北アメリカの大陸の中にあった海を泳いで渡ることができました。そして、渡った所でも生きることができました。科学者たちは「デイノスクスは、塩がある水でも生きることができたため、広い所で生活することができました」と話しています。