米国の裁判所、移民の送還を一時止める
アメリカの最高裁判所は19日、ベネズエラから来た移民などを国に帰さないように、政府に命令しました。アメリカでは、9月11日のテロのあと、アメリカに危険を与える可能性がある外国人を国に帰す法律ができました。トランプ大統領はこの法律を使って、ベネズエラから来た移民などを国に帰そうとしています。最高裁判所の命令は、テキサス州に住む移民たちが訴えたことが理由です。移民たちは、国に帰すことをやめるように、裁判所に訴えていました。最高裁判所は、移民たちを国に帰すことをやめる理由を、詳しく説明していません。