やさしい心でなかよくなる話
昔、ある村に、嫁と姑がいました。2人はとても仲が悪かったです。嫁は、姑が早く死んでほしいと思って、お寺の和尚さんに毒を作ってもらいました。そして、毎日3回の食事に毒を入れました。しかし、姑は元気で、優しくなりました。嫁は、毒をもっと入れました。すると、姑は「最近のお前は素直で、私はうれしいよ」と言って、布をプレゼントしてくれました。嫁はびっくりして、和尚さんのところに行きました。そして、優しい姑を殺そうとしたことを謝りました。和尚さんは「毒ではなく、葛粉をあげました」と言いました。そして、「人から優しくしてほしかったら、まず自分が優しくしなさい」と言いました。嫁と姑は、仲良く暮らしました。